HondaJet(ホンダジェット) 機内見学会レポート

Column

1月某日、成田空港の駐機していた話題のジェット「HondaJet(ホンダジェット)」の機内見学会に参加してきました。

1. HondaJetの概要と機内への乗り込みまで

1-1 HondaJet(ホンダジェット)とは
HondaJet(ホンダジェット)は、2015年に生産が開始され、2017年には世界首位の販売台数を達成し、その後も5年連続で小型ジェット機の出荷数で世界1位を維持している話題の航空機です。2024年5月には、開発責任者の藤野道格氏が「ダニエル・グッゲンハイム賞」を受賞し、その技術力が国際的に評価されています。ホンダジェットは、速く高く飛行でき、快適な乗り心地が特徴です。特に、エンジンを主翼の上に配置する設計が騒音と振動を抑え、広い客室空間を実現しています。

1-2 成田空港でのプライベートジェット搭乗方法
今回の搭乗場所である「成田空港」は、一般車両の乗り入れはできないため、特別な許可を得た車両のみが空港内に入る事ができます。今回は、成田空港のターミナルにお迎えに来ていただき、許可車両で空港に入りました。今回の送迎は、テスラ車。ガルウィングドアの静かな開閉音に驚きながら乗り込み、制振・防音処理を施された車でHondaJet(ホンダジェット)まで移動します。手荷物はテスラ乗車時にスタッフに預け、HondaJet(ホンダジェット)への積み替えまで全てスタッフの方に任せられるため、スムーズな移動が可能です。
空港内へは、事前に許可された方のみが入る事を許されるため、ゲートで本人確認を実施し、滑走路エリアに入っていきます。通常、入る事がないエリアを一般車両で走るのはとても貴重な体験で、プライベートジェットが駐機されているエリアには、様々な大きさのジェットが出発前の待機で駐機されており、初めて見る機体もたくさんあります!
HondaJet(ホンダジェット)は見慣れた飛行機と比べると小さく感じるものの、セスナ機に比べると重厚感、安心感を感じます。乗降時にレッドカーペットを敷いてくれるちょっとした気遣いも嬉しいポイントです。また、エンジンが機体ではなく翼に付いているため、振動や駆動音があまりないという事でした。

2. 機内見学レポート

2-1 座席など
プライベートジェットと聞くと、豪華で広々とした空間を想像するかもしれませんが、HondaJet ELITE II の座席も、快適な空の旅を過ごすための工夫が凝らされています。

シートとテーブル
シートのリクライニング角度は、一般的な民間機のエコノミーシートと同程度ですが、少し倒せるだけでも、長時間のフライトでは大きな違いを感じます。隣り合うシートは近づけることができるので、機内で会話を楽しみたい場合は、より近い距離で過ごせます。正面のシートとの距離は十分に確保されており、膝がぶつかるような窮屈さを感じることはありません。
引き出し式のテーブルは、ノートパソコンを2台置けるほどの広さがあり、仕事や食事に便利です。

2-2 設備(トイレなど)
機内設備
HondaJet ELITE II の特徴の一つが、機内後方にある個室トイレの存在です。他の小型機ではあまり見られない設備で、長距離の移動でも安心して過ごすことができます。個室トイレには洗面台も設置されています。

機内の雰囲気
HondaJet ELITE II は日本で唯一搭乗できる機種で、機内は新車のような香りが漂います。インテリアは全体的に白を基調とし、ベージュと木目調のアクセントが上品な空間を演出します。Bluetoothを搭載しており、お気に入りの音楽を聴きながらリラックスすることも可能です。

窓と景色
小型機でありながら、窓の大きさは一般の大型ジェットと同じで、開放感があります。シェードの開閉もワンタッチで行えます。小型機とはいえ、離着陸には大型の民間機と同じ滑走路を使用するため、大型ジェットと並んで移動する特別な景色を眺めることができます。

3. まとめ

今回は体験搭乗のみでしたが、本機種に乗ることができるのは日本ではまだこの一機のみということで、貴重な体験でした。真新しい客室やシートのみならず、Bluetoothやワンタッチ開閉できるシェードなど、新機種ならではの新たな機能も搭載されており、搭乗した時から自然と気持ちがワクワクしました。
HondaJet(ホンダジェット)は小型機ではありますが、乗ってみると小さい、狭い、といった感じはしません。今回は成人男性4人で座ってみましたが、お互いの膝や足がぶつかるようなことはありませんでした。実際、8名乗りの中型プライベートジェットは全長約16m、HondaJet(ホンダジェット)は6名乗りで全長約13mですから、1人1人のシート周りの専有面積は中型機にも全く引けをとりません。
一方で、小型機であれば中型機と比較して圧倒的なコストパフォーマンスが実現で可能です。興味をお持ちいただけましたら、ぜひクオリタへお問い合わせください。

※写真はすべてイメージです。

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