掲載日:2025年02月18日
オーシャニア リビエラ船内見学会レポート

東京に寄港したプレミアム船「オーシャニア リビエラ」の船内見学会に参加してきました。同船は、この日の夜にシンガポールに向けて24泊のアジアクルーズへ出港するということで満船!他のクルーズ船同様、日本発着のコースは海外のお客様の人気が非常に高く、日本人と思われるお客様はほぼお見かけしませんでした。
前回のコラムでもお伝えしていますが、欧米のお客様は、我々日本人よりもクルーズを予約するタイミングがとにかく早い!日本発着で乗りたい船があるお客様は、より一層早めに予約をしていただければと思います。
1オーシャニア リビエラとは
『オーシャニア クルーズ』は、プレミアム船に分類されるクルーズラインです。今回日本に寄港した「リビエラ」は、オーシャニアクルーズの中でも「Oクラス」の中型船で、同型の姉妹船としてほかに「マリーナ」という船もあります。
オーシャニア クルーズと言えば“洋上のレストラン”と呼ばれるほど、プレミアム船でありながらも、食事に高い評価を得ている美食客船として有名です。後ほどレストランの部分で詳しくご紹介します!
また「simply MORE(シンプリーモア)」と呼ばれるサービスが1室2名様まで付帯されるのも特徴となっています。
- <付帯内容>
- ・クルーズ日数に応じて付与される「寄港地観光クレジット」
・昼食・夕食時に指定のアルコールがオーダーできる「ハウスドリンクパッケージ」
・無料のスペシャリティレストラン
・無料の船内Wi-Fi(1室2デバイスまで)
2船内見学レポート
2-1アトリウム、バー、カジノ
写真左は、6デッキからアトリウムの階段を撮影したものです。
(乗船中のお客様が多く、正面からは撮影できなかったためご容赦ください・・・)
黒を貴重としたモダンなデザインと煌びやかな装飾に心が躍ります!階段の途中に立ち、下の階から撮影すればかなり写真映えするスポットです。
写真右は同じく6デッキにあるバー「マティーニズ」。乗船したのは17時半ごろでしたが、既に多くのお客様で賑わっていました。
写真にあるピアノはスタインウェイで、云千万する特注品とのこと・・・!そんなピアノの生演奏を聴きながら、グラスを傾ける大人の時間が過ごせます。
こちらも同じく6デッキにあるカジノ。クルーズ船でよく見かけるテーブルカジノだけでなく、マシンも数種類ありました。
※日本ではカジノが認められていないため、日本停泊中はクローズしています。
2-2ライブラリー、ラウンジ(劇場)
こちらは14デッキにあるライブラリーです。こちらもお客様が多く、一部しか写真に収められませんでしたが、落ち着いた半個室のようなスペースがいくつかあり、それぞれにソファが置かれています。本は航海中いつでも手に取ることができ、お部屋への持ち出しもOK。皆さま思い思いの時間を過ごされていました。
すぐお隣にある「バリスタス」では、淹れたてのコーヒーを味わうことができるので、読書がより優雅な時間に!この日案内してくださったコーディネーターさんのおすすめはカプチーノで、クリーミーな泡が絶品とのことです!ぜひお試しください。
こちらは5デッキにあるラウンジ、いわゆる劇場になります。クルーズと言えば様々なショーがつきものですが、このリビエラにもご覧のような半円形の劇場があり、日替わりで様々なエンタテイメントショーが上演されています。後方との段差もあり、どの席からでもステージが見やすいと感じました。
2-3プール
こちらは12デッキのプールです。船内見学会は昼間のことが多いので、夜の雰囲気が味わえるのはなかなか珍しいのですが、オーシャニアらしさのある青のライティングが特徴的で、ご覧の通りとても美しいです!デッキチェアは十分な数があり、ジャグジーも数カ所あります。暖かい昼間には多くのお客様で賑わうんだろうなと思います。
デッキからは、工場地帯の夜景と羽田空港に向かう飛行機を見ることができました。
寒い時期は特に、積極的にデッキに出ることは少ないかもしれないですが、先ほどのプールしかり、夜の風景も素敵だなと改めて感じました。暮れなずむ空がとても綺麗でした。
2-4レストラン
冒頭でもお伝えしたように、オーシャニア クルーズは「美食客船」と呼ばれるほどお食事に定評のあるクルーズ船です。このリビエラにも9つのダイニングがあり、長い航海でも飽きることないバラエティ豊かなお食事を楽しむことができます。
また、フランス大統領の専属シェフを務めたことでも有名なジャック・ぺパン氏が、エグゼクティブ・カリナリー・アドバイザーとしてクルーズ全体の食事を監修しています。
「ポログリル」
豪華な革張りの椅子が目を引く「ポログリル」は、ステーキをメインとしたスペシャリティレストランです。ビーフのほかにロブスターなどのシーフードも提供しており、航海中1度は足を運びたいレストランのひとつです。
「トスカーナ」
ポログリルのお隣にある「トスカーナ」では、特注のヴェルサーチの食器で提供される正統派のイタリアンを味わうことができます。最初に10種類のオリーブオイルが提供され、好みのものを選ぶところからお食事が始まります。選んだオリーブオイルは、焼きたてのパンにつけて食べれば絶品!ミネストローネやカルボナーラなど、日本人に馴染みのあるメニューも楽しむことができます。
「ウェイブスグリル」
プールサイドにあるこちらのレストランでは、バーガーやサンドウィッチなど、おなかが空いた時に手軽に食べられるメニューが揃っています。コーディネーターさんのおすすめは「SURF & TURF WAGYU」のバーガー!手作りのバンズに和牛のパテを挟み、さらにロブスターがゴロゴロとたくさん入っている食べ応えのある逸品です!
「テラスカフェ」
ビュッフェスタイルで多国籍の料理を提供しており、朝食や昼食で利用する頻度の高いレストランです。室内のほか、船尾に位置するテラス席もあります。ロブスターのグリルやステーキから、お寿司、パスタまで、ここに来ればなんでも揃うと言っても過言ではない、豊富なメニューが特徴です。
「ラ・レゼルブ」(有料)
こちらはワインとのペアリングを提供しているスペシャリティレストランです。ワインセミナーやテイスティングなどもお楽しみいただけます。特に予約が多いのが「ドン・ペリニヨン・エクスペリエンス」で、ドン・ペリニヨンのビンテージ3本にコース料理を組み合わせたメニュー。航海中1度は足を運んでいただきたいレストランです。
「レッドジンジャー」
タイ料理、マレーシア料理、ベトナム料理など、アジアの伝統料理をアレンジしたコンテンポラリー料理を提供しているレストランです。コーディネーターさんのおすすめはタイ料理をアレンジした「ロブスターパッタイ」です!
【左上】APPETIZER : chilled shrimp、【右上】SOUP : lobster bisque
【左下】ENTREE : traditional beef bourguignon、【右下】DESSERT : souffle of the day
「グランドダイニングルーム」
この船のメインダイニングである「グランドダイニングルーム」。10種類以上ある前菜・スープ・メインディッシュを日替わりで提供しています。ビーガンメニューや船内のスパとコラボしたメニューもあり、毎日足を運んでも飽きることなく楽しめます。
ジャック・ペパン氏監修のメニューにはマークがついており、私はメインのお肉料理にこの監修メニューをチョイスしました。どれも味がしっかりとしており、ボリュームも満点。スタッフもほどよい距離感で、ゆっくりと楽しむことができました。
3まとめ
いかがでしたでしょうか?
満船のため一部しかお伝えできませんでしたが、中型船でありながらも充実した設備と、やはりバラエティに富んだレストランが際立っていたと感じました。
また冒頭にお伝えした「simply MORE(シンプリーモア)」を利用することで、ランチ・ディナーの際のアルコールは無料、寄港地観光クレジットも付帯されるので、コストパフォーマンスの高いクルーズ船だと言えます!
プレミアム船の中には、「オールインクルーシブ」と言いながらもお飲み物が有料であるクルーズも多く、お食事の都度気にするのはストレスと感じることも・・・
オーシャニアはクルーズが初めてというお客様も、安心してお楽しみいただけると思います!
興味をお持ちいただけましたら、ぜひクオリタへお問い合わせください。
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